気分がハイになっているのは躁状態かも【精神疾患のひとつ】

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うつ病と双極性障害

ハート

状態が繰り返し変化する

うつ病に似ていて専門家でも診断しにくい精神疾患のひとつに双極性障害があります。双極性障害とは躁状態とうつ状態が交互に入れ替わる病気のことです。うつ状態はよく知られているように、悲観的な気分になったり気力が湧かなかったりする状態を指します。反対に躁状態は気分がハイになり、本人は楽観的で何でもできるという感覚を持っていて、病気という自覚がありません。そのため医師に相談することもなく、診断を難しくする一因になっています。躁状態のときは活力に溢れている感じがして、ほとんど休息しなくても活動できるようになります。それならむしろ良いことだと考えるかもしれませんが、本人の能力を超えて無理なことを平気でするようになります。たとえば返すあてもないのに多額の借金をして浪費したり、綿密な計画も立てずに無茶な冒険をしたりすることがあります。また他人がバカに見えて尊大な態度を取ったり、感情を抑えられなくなり激怒して周囲の人々とトラブルを起こしたりします。新しいアイデアが次々に湧いてきますが、思考がとりとめなく拡散する一方で、上手にまとめることができません。ですから仕事で大きな成果を残すことは意外に少ないのが特徴です。要するに躁状態は気が大きくなり自分自身をコントロールできなくなるのが問題です。双極性障害ではこの状態が数日から数週間続き、その後うつ状態へ戻っていきます。うつ状態になっても躁状態のとき自分がしたことを覚えていて、「どうしてあんな愚かなことをしたのか」と深く落ち込む結果になります。専門のクリニックを受診し、こうした病状を正しく把握できれば、苦しみを和らげることができるでしょう。双極性障害には1型と2型があり、1型では躁状態がはっきりと現れますが、2型では軽躁状態にとどまるのが特徴です。軽躁状態は程度が軽く気分が良くなる程度なので、場合によっては仕事や学業で良い成績を上げることができます。それだけに病気に気づきにくいという問題もあるので注意が必要です。双極性障害はかつては躁うつ病と呼ばれ、うつ病の一種のように考えられていましたが、今では別の病気とするのが一般的です。治療方法も少し異なっていて、うつ病と同じ抗うつ剤では効果が少ないことがあります。まぎらわしいのでクリニックで診断を受ける際には、自分の症状を正直に話すことが重要です。うつ病の中には非定型うつと呼ばれる症状もあり、若い人や女性に比較的多いと言われています。非定型うつは躁状態にまではなりませんが、嬉しいことや楽しいことがあると気分が良くなるのが特徴です。一般にうつ病は嬉しさや楽しさを感じないとされているため、非定型うつは新しいタイプのうつ病と言われることもあります。しかし落ち込みはじめると体まで重くなり、何をする元気もなくなる点では共通しています。患者の中にはうつ病にかかったことを知られたくないため、わざと元気に振る舞ってみせる人もいます。こうなると双極性障害や非定型うつとの区別がさらに難しくなります。早期に治療するためには信頼できる医師に相談し、正しい診断を受ける必要があります。長期間経過してもなかなか改善しないときは、セカンドオピニオンを活用するのもひとつの方法でしょう。

受診が遅れると

カウンセリング

双極性障害の患者は躁状態を自覚しにくく、しても軽く考えがちです。受診せずにいて何回も病相を繰り返すと重症化しやすいので注意が必要です。どう見ても入院が必要なのに患者が認めない場合は、家族が医療保護入院させることもできます。

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ハイな気分は病気かも

医者

ハイテンションな躁状態と落ち込んだ気分のうつ状態を繰り返すのが双極性障害になります。躁状態のときには非常に行動力のある印象を与えるものの、他方で人間関係でもめたりするので専門家の治療が必要です。予約の取り易さと交通条件もポイントです。

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薬での治療が中心

ハート

鬱病にも様々な種類があり、躁状態と鬱状態を繰り返す双極性障害という病気もあります。軽度の躁の場合は、本人も気分がよく病気と気付いていない場合もあります。悪化すると生活にも影響が出ることがありますので、早期の治療が大切です。

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