気分がハイになっているのは躁状態かも【診断を難しくする一因】

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ハイな気分は病気かも

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自分に合った病院選びを

喜怒哀楽と言う言葉があるように、人間には激しい感情の揺れ動きを持っています。楽しいときには大声をあげて笑い、悲しいときには涙する、いずれも自然な感情の発露です。しかし気分の浮き沈みの落差が激しく、躁状態とうつ状態を繰り返す場合には双極性障害と言う精神の病気の可能性があります。躁状態の時には行動力に富み、睡眠時間を十分とらなくても活動的なので、パワフルな人物印象を与えることもあります。しかしやがてうつ状態になり、布団から起き上がる気力すら出てこないような状況になります。このようにハイな気分と沈んだ気分を間で極端に揺れ動くのが、双極性障害の特徴と言えるのです。この病気を疑ったら、精神科や心療内科・メンタルヘルスクリニックなどを受診することになります。これらの診療科目は似ているようで違っている部分もあります。精神科が専門なのは明らかですが、敷居が高いこともあるので精神科医が心療内科やメンタルクリニックを縹渺していることもあります。そのためどこを選んでもとりあえず問題はありませんが、病院選びにあたっては予約の取りやすさが一つのポイントになります。やはり総合病院などでは待たされる傾向があり、クリニックでは比較的待たされることは少ない傾向があります。また具体的にどのような症状を専門にしているのかを、ネット検索などで調べるのもお勧めです。現下では専門サイトなどにたくさんの病院が紹介されているので評判の高い施設を選ぶ方法もありますし、信頼出来るかかりつけ医がいれば専門医の紹介をしてもらうことも可能です。双極性障害にかかっていると気分の落差が激しく、躁状態の時にはアグレッシブで非常に行動的になる反面、感情の起伏が激しく人間関係や家族間での軋轢を生むなどのトラブルを抱えることになります。うつ状態になれば全く逆の方向に活動性は消極化することになります。したがって双極性障害を専門に扱う医師に受診するのが効果的な治療を可能にしてくれるでしょう。ちなみに保険適用の通常の治療スタイルを前提にした場合には、月1回の診察で5000円から1万円程度の自己負担金になります。治療は薬物療法がメインになり、数種類の内服薬を処方されるのが一般的です。睡眠障害があるときは適宜、睡眠導入作用を持つ薬が優先されます。これらの薬物療法に併用して人間関係の持ち方のスキルや、気持ちの持っていき方などのカウンセリングや行動療法も同時に行われながら治療は進んでいきます。ところでこれら躁状態を伴う双極性障害の治療は長期間にわたって継続するので、交通費などの負担も考慮する必要があります。やや遠方でも交通アクセスが充実していて、付き添いなども期待できるのであれば、病院選びの選択肢はより広くなるでしょう。尤も治療期間の平均が1年半から2年程度の事実を踏まえると、自宅から通院しやすい場所にある病院やクリニックを選ぶのが基本です。電車がどうしても苦手と言う場合には自家用車での通院が多くなるので駐車場も確認しておいてください。体調面なども考慮すれば家族に自家用車で送ってもらいやすい場所の病院が見つかれば長期間の通院もさほどの負担にはならないでしょう。